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Ruby

Ruby 1.9.3 p0リリース、ライセンスが変更 15

ストーリー by hylom
LLは独自ライセンスが多いよね 部門より
insiderman 曰く、

Ruby 1.9.3系初となる安定版「Ruby 1.9.3 p0」がリリースされた(SourceForge.JP Magazineリリース告知)。

エンコーディング周りの変更や組み込みクラスのアップデート、ライブラリの強化などが行われているが、もっとも大きな変更点はライセンスの変更だろう。Ruby 1.9.3ではライセンスが従来のGPL 2とRubyライセンスのデュアルライセンスから、二条項BSDライセンスとRubyライセンスのデュアルライセンスとなっている。

RubyのライセンスがなぜGPL 2とRubyライセンスのデュアルライセンスなのかというと歴史的経緯があるからなのだが、GPL 3とは非互換という問題があった。ライセンス変更により、これらは解決されるとのこと。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 最後の 1.9 系 (スコア:3, 参考になる)

    by argon (3541) on 2011年11月03日 1時46分 (#2044195) 日記

    > Ruby 1.9.3系初となる安定版「Ruby 1.9.3 p0」がリリースされた

    これは 1.9.x 系最後のブランチでもあります。
    現在 trunk は 2.0.0 となっています。

  • by Anonymous Coward on 2011年11月02日 22時04分 (#2044101)

    ライセンスの話は前にここで見た気が。
    検索したらこれでてきました。
    http://it.srad.jp/story/10/09/01/1230217/ [srad.jp]

  • by Anonymous Coward on 2011年11月02日 23時07分 (#2044132)

    GPL 名前条項 [google.co.jp]でぐぐっても、GPL 引用条項 [google.co.jp]で検索してもどこにも有効な情報がどこにもないのですが、Ruby 方面の専門用語なんでしょうか。

    • by Anonymous Coward

      げげっ、どこにもがかぶったorz

    • by Anonymous Coward

      そりゃ(GPLじゃなくて)Rubyライセンスの条項を「GPL」と一緒にぐぐったってまともな結果が期待できるわけないだろ。

      • by Anonymous Coward

        ありがとうございます。
        「Ruby 引用条項」や「Ruby 名前条項」でも検索してみたのですが、「引用条項や名前条項でなんでもできる」と書かれている文章しかヒットせず、GPLの不備なので GPL を排除する必要があったのかと思ったのですが、Ruby ライセンスの方の条項だったのですね。

  • by Anonymous Coward on 2011年11月02日 23時38分 (#2044153)
    もしもLLがGPLだったら、LLのアウトプットは存在しないから、成果物すべてがGPLになってしまうからなんじゃないかな?

    適当な話をしているだけだけど、何とかなくそう思った。

    アンチGPLの場合もあるだろうし普及させたいと思ったらGPLの影響範囲は
    最小限にしておかないとって感じ?
    LGPLだったらありえるのかなー?
    同じ結果になるような気がするけど。。。

    いや、でもLLの時点でソース公開済?
    まぁ、GPLの面倒なところはソース公開だけじゃないし。
    • by Anonymous Coward on 2011年11月03日 0時14分 (#2044172)

      何となくってゆとりすぎ。
      今までGCCでビルドされたものはなんだったんだと思ったんだ。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        GCCには例外条項が付いていて面倒な議論を回避できることも知らないとかゆとりすぎ

    • by Anonymous Coward

      もしもLLがGPLだったら、LLのアウトプットは存在しないから、成果物すべてがGPLになってしまうからなんじゃないかな?

      処理系がGPLだと、その処理系で走るプログラムまでGPLにしなくちゃならないと心配しているのでしたら、
      それは杞憂です。プログラムはその作者の好きなライセンスにして構いません。
      http://www.gnu.org/licenses/gpl-faq.ja.html#IfInterpreterIsGPL [gnu.org]

      • by Anonymous Coward

        そのFAQによると、

        結果として、あなたのプログラムでGPLが適用されたPerlモジュールやJavaク ラスを利用することにした場合、GPLと矛盾しないような形でプログラムを公 開しなければならないということがありえます。この場合、結合されたPerlや Javaプログラムが実行されるPerlなりJavaなりのインタープリタに適用されて いるライセンスが何であるかは関係ありません。

        ということなので、Ruby自身のライセンスには影響されなくても、モジュールのライセンスには影響されるということかと。今まで、Ruby自身がGPLとのデュアルライセンスだったので、GPLなモジュールも多そうです。

        • by Anonymous Coward on 2011年11月03日 12時52分 (#2044318)

          >モジュールのライセンスには影響されるということかと
          されないよ
          じゃあ著作者って何なのさってことになるよ

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            >モジュールのライセンスには影響されるということかと
            されないよ
            じゃあ著作者って何なのさってことになるよ

            いや、されないとは断言出来ません。
            簡単に言えばGPLなDLLと同じ扱いです。
            GPLなモジュールに依存したプログラムはGPLを適用しなければいけません。(※1)

            ただし動的リンクの場合は、一般的にGPLとすべきとされているだけで、明確な根拠は無いはずです。
            # 動的リンクに対するライセンスを明確にしたものとしてLGPLがあるわけで。
            また、インタープリタでのモジュール読み込みの場合はより複雑になりそうです。

            それから著作者が何なのかといえば、GPLでも著作者は著作者です

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物事のやり方は一つではない -- Perlな人

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